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広告代理店などを手がける「JTBコミュニケーションズ」(東京都品川区)。2006年トリノから14年ソチまで3大会連続でパラリンピックに出場したアルペンスキーの小池岳太(32)は遠征のない平日はスーツ姿で総務局の机に向かい、デスクワークをこなしている。大学を卒業して06年から働いた会社を昨年退社し、11月から同社に再就職した。
冬は海外遠征が多いため、出社はまだ月1、2回。4月からは週3日程度出社し、営業や企画立案などに携わる。大学生のときに交通事故で左手が不自由になった小池は自転車競技でも16年リオデジャネイロ・パラリンピックを目指しているが「障害者の自立が進んでいくと思う。地域社会で障害者が表に出やすくなるような事業を考えたい」と、競技との両立に意欲的だ。
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