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まずリオ表彰台狙う 落合啓士(ひろし)主将(37)
視覚障害者のブラインドサッカーで2003年に初めて日本代表に選ばれてから数々の国際大会を経験し、13年からは主将。ブラインドサッカーは04年アテネ大会からパラリンピック正式競技となったが、日本は3大会連続で出場できず、16年リオデジャネイロ大会の出場が悲願だ。「日本の実力を世界に示すためにも出場だけではなく表彰台が目標。次の東京大会のブラインドサッカーの盛り上がりを加速させる役割も担っている」と、並々ならぬ覚悟を持つ。
ブラインドサッカーは5人制。ゴールキーパー以外の4人はアイマスクをつけ、鈴の入ったボールや周囲の指示を頼りにゴールを目指す。コーチとして参加したジュニア合宿では「もっと声を出して呼んで」「ボールに寄らないと」と、冷たい雨風が吹きつける中で、子供たちに声を張り上げた。味方の動きを考えた的確な指示が重要だといい「声を出したり、仲間を思いやらないとブラインドサッカーはできないんです」と力説する。
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